花子とアン(第9週) 5月29日 あらすじ & つっこみ

花子とアン　5月29日

一学期が終わり夏休み。花子（吉高由里子）は教え子に通信簿を配る。
子供達から結婚して先生を辞めないでと言われて自分は意外に先生に向いているかもと考え始める。


dimora.jp　より引用

しかし本多校長（マキタスポーツ）から通信簿をわたされる。結果はオール丙。最低の評価だ。
花子の自信はもろくも崩れてしまう。

九州の伝助（吉田鋼太郎）の家に蓮子（仲間由紀恵）の兄の葉山伯爵がやって来る。
兄は蓮子に伝助とうまくやるように。今度離縁されたら葉山家の敷居はまたがせないと言う。

一体何の目的か？伝助に金を無心に来たのだ。伝助は兄にお中元と言って金を渡す。
金だと知った蓮子は伝助に兄に金など渡すなという。

伝助は蓮子を妻にできるなら兄から金を無心されても良いと言う。
蓮子は私は金で買われる芸者ではない！と反発するが伝助は「こんなに高い芸者はない！」と言いはなつ。

伝助は蓮子を妻としてではなく芸者と同列と考えていたことを知り蓮子はあてつけのように家をサロンにして人を呼ぶ。
訪問客の一人である新聞記者を誘惑しようとするなど危ない兆候が見える。

その頃甲府の徳丸（カンニング竹山）の家では花子の兄、吉太郎の入営の壮行会を盛大に行っている。
壮行会の席で吉太郎は2年の兵役を終えても軍隊に残り職業軍人になるという。

父の吉平はそんな話は聞いていない！許さないと言い二人は言い合いになる。

今日のつっこみ

・花子が生徒から辞めないでくりょ！と言われて自分は先生に向いていると思った花子は縁談を断ろうかと呟く。
それを聞いた朝市は急に嬉しそうな表情になる。花子に縁談が来た時は悔しそうな顔をするし表情を見ていると心の中がわかる。
本当に朝市は素直でいい性格なのだ。

・花子はオール丙の通信簿をもらう。この学校では校長が全教員に通信簿を出すのか？それともジョークで花子にだけ通信簿を渡したのか？
多分花子を早く辞めさせるために意地悪で渡したのだろう。なんたるパワハラか？まあこの時代なら仕方ないかもしれない。

・蓮子の兄は伝助にタカリに来たのだ。金づるの蓮子が離縁されないように様子を見に来たのもあるかもしれない。
しかし東京から九州まで来るのにすごく時間がかかる。
当時、新橋から下関までは約25時間、そこから関門連絡船に乗り門司に上陸する。門司から福岡までも2時間程度はかかったと思われる。
これだけの時間をかけてやって来たのに滞在時間はわずか。蓮子に釘をさして金を受取って帰るだけだ。まったくどうかしている。

・吉太郎の壮行会を徳丸の家でやっているが、徳丸は小作の家族が兵役に出るときはいつもこのような会を催すのか？そうだとするとなかなかの人徳者である。
吉太郎は職業軍人を目指していることがわかった。しかし士官学校へ行かないので兵役を終えたあと試験を受けるのだろうか？
吉太郎は家族のために軍人になると言っていたが徴兵制度によって軍人になったとしても給料が安いので意味がないと書いた。
しかし職業軍人になればそれなりの給料が受取れる。しかしすぐ職業軍人になるわけではないので暫くは安東家は働き手を失って大変だ。

吉平が吉太郎に職業軍人になるな！といった理由は？聞いてみたい。




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タグ：花子 蓮子 入営 芸者