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花子とアン(第8週) 5月22日 あらすじ & つっこみ [花子とアン]

花子とアン 5月22日

花子(吉高由里子)は考えたあげく本多校長(マキタスポーツ)に辞職願を提出する。
本多は「子供達が”先生を辞めさせないで欲しい”と頼みに来たので辞めるな!」という。
その代わり今度ミスをしたら辞めてもらうと言い渡す。花子は首の皮1枚で教師を続けることができた。

祖父の周造から「失敗すれば同じ失敗は二度としないから頑張れ」と励まされ花子は教員生活を続ける。

school.jpg
idol.php.xdomain.jp より引用

大きな問題も無く時間が過ぎて行った。花子のもとに親戚に引き取られて行った小山たえから手紙が届く。

手紙には周りは知らない人ばかりで寂しく同級生や先生に会いたいと書いてある。
そして先生が図書室で話しをしてくれた物語の続きを知りたいと続く。

小山たえからの手紙を読んだ花子はたえのために物語を書こうとする。
物語の題名は「みみずの女王」という。物語を書き終えてたえに届けようとするとたえの住所がわからないことに気づく。

そこで朝市(窪田正孝)のアイデアにより児童文学雑誌の懸賞に応募することにした。
雑誌に掲載されればたえが読むかもしれないと考えたのだ。

九州では蓮子(仲間由紀恵)が子供に行儀作法を教えて続けているがなかなか身についていない。

蓮子が20歳以上も年上の伝助に嫁いだ理由は伝助が女学校を作ると聞いたことだった。
蓮子が女学校の経営に参画して理想とする教育ができると期待していたのだろう。
しかし伝助は教育の方針には口を出さないと言う。これによって蓮子は大きな失望を味わうことになる。


今日のつっこみ

・花子の祖父の周造は「一度失敗すれば次は失敗しないから、失敗も悪くない」という。
ずっと小作で苦しい生活を送って来たのにおおらかでひねくれていない。
それなりの学もあるようだ。
私は同じ失敗を何度もすることがあり反省することしきり。自己つっこみでした。

・小山たえは同級生から貧乏などといじめられていて屋根の上を歩けと言われていた。
それなのに同級生に会いたいと手紙に書いてある。
一方の同級生も花子がたえのために問題を起こしたのに辞めないでくれと校長に頼む。
たえと同級生の関係はみかけほど悪くなく陰湿ないじめではなかったのかも。

・たえの住所がわからないので童話を雑誌に投稿するというがちょっと発想が飛躍しすぎだ。
たえの住所は校長やたえの父親に聞けばわかるはずだ。それほど困難ではない。
もっと言うと担任の先生がたえの住所を聞いておかなかったのはいかがなものか?

雑誌に投稿した童話をたえが読む可能性はどのくらいあるか?
まず雑誌に掲載される確率は?どの程度の応募があるかわからないが2-3%とする。
たえが雑誌を読む確率は?これも厳しい。 5%程度とする。
すると0.1%程度の確率だ。この程度の計算は先生ならできるはず。
花子のモチベーションはたえに読ませるというより自分の夢を叶えるほうにあったと思わざるを得ない。

・「みみずの女王」は実際に村岡花子が書いた童話だそうだ。内容はちょっと怖いし残酷。
大人も子供も想像の翼を広げられる物語を作りたいと言っている花子が作ったにしては意外な感じ。グリム童話のようなイメージの童話だ。

・蓮子は伝助に子供が居たこと、女学校の経営に関われないことは約束が違うと言って伝助に文句を言う。
しかしこれは蓮子の兄が蓮子を伝助と結婚させるために蓮子に期待を持たせただけであろう。
これは契約というより勝手な思い込みだ。したがって蓮子は伝助に文句を言ってもしょうがない。

そうは言っても契約を結んでいなくても家族を大切に思っていれば相手のことを尊重するはずだ。
伝助は蓮子の家柄と美貌だけが目的で結婚したのであって蓮子を人間として尊重していなかったということだ。当時は珍しいことではなかった?

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