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花子とアン (第9週) 5月27日 あらすじ & つっこみ [花子とアン]

花子とアン 5月27日

花子の父親吉平(井原剛志)が花子の勤める小学校にやってきた。
さすがに何年も家に帰っていないので花子に取り持って欲しいとたのむ。

花子は父親を家に入れる方策を考えるがなかなかうまくいかない。

その時吉平は小学校で花子に縁談があることを本多(マキタスポーツ)から聞く。

kitaku.jpg
teppen.meetv.jp より引用

縁談の話を聞いた吉平は思わず家に帰り、縁談を断れと叫ぶ。

花子の母ふじ(室井滋)は「今まで何をやっていたんだ。心配していた!」と詰め寄る。
また辛抱強いかよが耐えかねて製糸工場を逃げ出し借金があることなどを話す。

事情も知らずに縁談を断れという吉平に対して花子の兄の吉太郎(賀来賢人)は花子が何故甲府に帰ってきたか、何故縁談を考えているのか、父親が不在の間家族全員がどれだけ苦労したかを訴える。

家族が苦労しているのに何もしらず旅をしている吉平に父親の資格はない!とののしる。

不在の間の出来事を一気に聞かされた吉平はどうしようもなく泣き崩れる。

今日のつっこみ(今日はつっこみというほどではないが、、、)

・吉平はすごく汚くてやつれている。帽子は天辺に穴があいてつかいものにならい。
それでもあいかわらず「グッドアフタヌーン」と言って登場したり、生徒や本多校長らを相手に娘の自慢をしたち自分勝手な行動が目立つ。
その割りには家族が自分のことを許してくれるか心配している。他人へのずうずうしさと家族への遠慮の二面性が不思議。
そして家族の中でも花子だけには負い目を感じていない。花子にはハガキを出して連絡を取っているからか?

・花子が吉平を家に迎え入れる作戦はどのようなものだったのか?母親のふじにのみ会わせる?花子の思惑がよくわからない。だいたい色々と策を労しても学校で多くの生徒や先生に目撃されているので地獄耳の木場リンに即座に知られてしまう。全く無駄な努力といわざるを得ない。吉平は男らしく頭を下げて家に帰るべきだ。

・吉平は花子に対しては「こんな田舎でなく英語を生かして世界で頑張れ!地主の息子と結婚するために勉強させたのではない!」という。
花子だけ特別扱いである。このいびつさは花子が子供の頃からずっと続いている。花子の兄妹が差別されていると思い、複雑な気持ちになり結果として吉太郎のように父親に対して強烈な嫌悪感を抱いていく。
貧しい時代に全員に教育を受けさせることは難しいが、才能がある子供に教育を受けさせるチャンスがあれば、いずれその子供が家族に報いることを期待して勉強させるのが当時として普通だったと思う。
花子の縁談はそのような意味では成功した。安東家にとっては最良の結果だ。しかし吉平はそのような見返りは期待せず花子にやりたいことをやらせようとする。純真無垢だが家長としてどうなのか?
繰り返しになるが面白い人格だ。

・吉太郎はめずらしく長い台詞だ。良く頑張った!思いのたけを吐き出したので多少はすっきりしたか?
一方の吉平はかなり堪えたようだが、普通の人とは少し違う理想主義者なのでそう簡単にはいかない。
家長としてどうけじめをつけて一家をまとめるか?

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