花子とアン(第7週) 5月15日 あらすじ&つっこみ

花子とアン　5月15日

花子の妹かよ（黒木華）は醍醐の部屋にかくまわれている。かよの話によると製糸工場では朝5時から夜の8時まで仕事をしていた。
一人だけの親しい心の支えだった友達が病気になり家に帰ってしまった。そのためこれ以上我慢できず工場を逃げ出した。


http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=129ohogpi/EXP=1400201529;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjUWpNUTNuTktIRmhjNDJ5YlQ3U2JrQ0ktN3RPM2xJWDQ5NlM5cGI5R0dBNzNuUXpsTnNRNmRWQktrBHADNklxeDVhMlE0NEdvNDRLaTQ0T3pJT203a3VhY3FPaVBydy0tBHBvcwMxMQRzZWMDc2h3BHNsawNycg--/**http://dimora.jp/digital-program/162369-8200/?areaId=03　より引用

かよをかくまっていることが茂木（浅田美代子）にみつかる。茂木からは甲府の家に電報が届く。

花子は東京で就職してかよを養って行こうと決意し以前働いたことのある出版社に雇ってもらうように頼みに行く。
出版社の編集長の梶原（藤本隆宏）は上司に掛け合うと約束してくれる。

電報でかよが女学校に居ることを知った花子の母ふじ（室井滋）がかよを迎えに東京の女学校にやって来る。

かよは工場にも田舎にも帰りたくない、東京には姉が居るので東京で働いて暮らすという。
ふじはもうすぐ花子は卒業して田舎に帰るとかよに言うが、、、

花子は出版社から女学校に戻ってくるとふじが居て再会を喜ぶ。そしてふじに東京の出版社で働きたいという。

ふじは花子が甲府に帰って来ることを楽しみにしていたがつい花子の好きにすれば良いと言ってしまう。
そのやりとりを見ているかよの表情は少し複雑。

九州では蓮子(仲間由紀恵）が嘉納伝助やその娘に洗練された生活をさせようと奮闘している。
しかし蓮子と嘉納家の考えには大きな溝がありそうだ。

今日のつっこみ

・昨日つっこんだが見事に返されてしまった。何故かよは家に帰らず女学校に来たか？
今日答えがあった。家に帰ると工場に連れ戻されてしまうから、、　
製糸工場から5年分の前払金を受取っていたのに約3年で逃げて来たので残り2年分がのこっているのだった。

・醍醐はかよを自分の部屋に泊まらせるために家に帰ったのだ。そして家からサンドイッチを持って来たのだ。本当に優しい子だ。
花子と醍醐は女学校の先生や生徒にみつからないようにかよをかくまっていたのだが、どうやって人目に触れずにかよを部屋に連れてきたのか？


・ふじは徳丸（カンニング）に東京まで行く汽車賃を借りに来る。そして徳丸はかよの前払い金の残りも立て替えている。
徳丸はふじに気があり、今のだんなとわかれてしまえ！と言う。別れたら俺が面倒を見てやるというがその時にふじは居なかった。
そしてお寺の鐘がゴーンと鳴る。　ふじが去った（gone)とゴーンをかけた？　
このドラマではづっこけた場面で鐘の音が鳴るようだ。

・蓮子が嘉納家に来て2年経つ。2年経つのに子供は成長していない。伝助も子供も食事のマナーが身についていない。伝助は目玉焼きをナイフトとフォークで食べられず皿に直接口をつけて食べている。
2年たてば蓮子と伝助の生活スタイルの違い以下のどちらかに落ち着いているはず。
(a)　蓮子の提唱するスタイルが嘉納家に定着している。伝助もナイフとフォークで目玉焼きを食べる。
(b)　伝助が洋式を受け付けず従来の日本式の食事に戻っている。

それ以前に、伝助は仕事上、政界や財界の要人と食事をすることがある筈。時にはナイフとフォークの食事もあるだろう。その時も手を使わず皿から直接で食べていたのか？

今後の花子の家族はどうなって行くのか？
産業革命による都市部への人の移動が始まった頃だ。農村部では農業のために人手が必要だがあまり家族が多いと食べていけないので働きに出す。
花子とかよはいずれ嫁ぐので農業の働き手としてはどのみち期待できない。二人が東京で働き仕送りしてくれれば経済的に良いはずだ。

いずれ兄の吉太郎が軍隊に行き祖父の周造が高齢化により働けなくなると農業で食べていくのは困難だ。
父親の吉平の収入で食べていくしかない。

花子の家族を見るとこの頃から農業から第2次産業、3次産業への人の移動が始まって居るのだ。


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