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花子とアン (第14週) 6月30日 あらすじ & つっこみ [花子とアン]

花子とアン 6月30日

花子が勤める総文堂の雑誌「ニジイロ」創刊号の準備は着々と進んでいるが目玉になる連載小説の原稿がまだできあがらない。
依頼している宇田川満代が執筆を引き受けないからだ。

そんな矢先、宇田川から電話が入り連載小説を書いているから原稿を取りに来いと電話が入る。

花子がいつものカフェに駆けつけると宇田川は執筆の最中だった。
しばらくすると原稿が出来上がった。
原稿を読んで花子は「素晴らしいです!」というと「編集者は作家に最高のものを望むのだから駄目だししろ!」という。
「でも、みみずの女王に駄目だしされても書き直さないけどね」

梶原から「時間が無いので原稿を村岡印刷に直接とどけろ」と指示されて花子は原稿を村岡印刷に届ける。
気まずい雰囲気で原稿を渡して花子は早々に去って行く。

それから2週間ほどして雑誌ができあがり村岡弟が出来たばかりの雑誌を聡文堂に届ける。

こんな目出度いのに村岡兄が来ないのは奥さんの具合が悪いのか?と梶原が聞く。
醍醐はそれを聞いてびっくり!「花子さん大丈夫?」を花子のことを気遣う。やっぱ醍醐はいい!

その頃村岡兄は病院の妻を見舞いに行っていた。

kasumi.jpg
http://newsinformation01.com/archives/2077 より引用


今日のつっこみ

・宇田川の目にも涙

宇田川は花子の体験を元に雑誌へ恋愛小説を書いている。
たったあれだけの体験談で小説を仕上げてしまうなんて凄い。あの断片的なネタをもとにイマジネーションを膨らませることができたのだろう。

しかしそれほど話を構築する能力があれば花子のネタが無くても最初から恋愛小説を書けたじゃん。何故あんなに煮詰まっていたのだろうか?

おまけに宇田川はあの話が花子自身のことであることも相手が結婚していたことも見抜いている。宇田川は恋愛経験の無い初心なおぼこだと思っていたがなかなかやるじゃん。

ちなみに聡文堂の編集社の三田はよりによって宇田川の小説の花子の体験談の部分を読んで宇田川を褒めている。

わたしにはその部分が何故そんなにいいのかさっぱりわからん。

そんな宇田川であるが花子が小説の中の一節を褒めると「私もそこが一番気に入っている」といいながら目が一瞬うるんだのに気づいたのは私だけでないだろう。

宇田川の人間的な一面を見た思いがする。

村岡父もこの一件で花子が編集者として成長したと評価する。

・またまた聡文堂の仕事のしかた

宇田川から受取った原稿を時間が無いので直接村岡印刷に届けろと梶原は指示した。
つまりカフェから聡文堂まで原稿を持って来てチェックする時間も無いということだ。
これに要する時間はせいぜい2-3時間程度だろう。2-3時間を惜しむほど切羽詰っていた。

それにしては梶原は宇田川が執筆を引き受けるかどうかわからないのになんら手をうたず、バックアッププランも考えずゆったり構えている。

私には梶原の時間感覚が理解できないし仕事に対しての危機感のなさも理解できない。

その上、宇田川の原稿は雑誌の目玉だというのに原稿をチェックせず雑誌に載せてしまう。もし原稿が雑誌のコンセプトに合わなければ折角創刊したのに先行きに暗雲がたちこめるのは明らか。

一世一代の雑誌発刊なのになぜこんなにいいかげんな仕事をするのかなあ?

このドラマのストーリーとして梶原をこんないいかげんな人物として描く必然性は全くない。
つまり脚本家にビジネスの経験やビジネス感覚がないということだろう。


・ノックは3回

女学校ではノックを2回で済ませていた花子であった。しかし村岡印刷に入る時にはノックは3回になった。
強いて言えば4回のほうがいいかなあとは思うが大した進歩だ。ミッションスクールでも教えてくれなかったのに誰から習ったずら?

・村岡妻登場

村岡妻登場。美輪が言う通り綺麗な人だ。とても結核で病んでいるようには見えない。
しかし名前が香澄。霞のように消えてしまいそうな名前で切ない。

村岡が見舞に持ってくる花もかすみ草のようだ。奥さんのテーマフラワーかもしれないがもっと華やかな色の花のほうがいいのでは?

・カフェの店員はレコード交換で大変!な筈、、、

カフェにはいつも音楽が流れている。名曲喫茶のようなものだ。
蓄音機で音楽を流しているがレコードは当然SPレコードだ。SPといえば片面の再生時間がせいぜい3分程度。絶え間なしに音楽を流すには店員は3分ごとに蓄音機のネジを巻いてレコードを交換しなければならない。大変な仕事だ。

再生時間が3分ネジ巻きと交換に1分かかるとすると店員は4分に1分は蓄音機の近くに居る必要がある。つまり一日のうち25%は店員が蓄音機を操作ないとならない。

しかし今までカフェの場面はかなりあるが店員が蓄音機を操作しているところを見たことが無い。確率論的に考えて不思議だ。

さらに音楽は実にクリアに鳴っていてスクラッチノイズが全く聞こえない。

ずるしてCDプレイヤーかiPodで音楽流してるんじゃねえ?


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