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花咲舞が黙ってない 最終回 給与データ紛失 [花咲舞が黙ってない]

花咲舞が黙ってない 第10話 最終回

伊丹グループの御曹司は人事部付となり本部に異動した。

ある日、伊丹グループの社員10,000人の給与データが紛失し給与が振り込まれない事件が発生した。

真藤本部長をトップに調査委員会を発足し調査を行うことになった。委員会には臨店班の花咲と相馬も召集された。

伊丹グループ担当営業の話によると伊丹グループからデータを手渡しで受け取り担当者がデータを事務センターに持って行く。
担当者が二人居るのでどちらかがデータを事務センターに持って行ったと思い込み確認を怠っていた。

調査委員会で花咲は「盗難の可能性もあるのでは?」と提案をし真藤からにらまれる。

調査委員会の後で真藤は辛島に「経営企画部内に臨店機能を持たせるので今の臨店班は解体だ!」と告げる。

花咲と相馬は営業部門に行き関係者にヒアリングするが解決に繋がる情報は得られない。

他の調査委員会メンバーの調査も進展がない。

その晩、伊丹グループの給与データがトイレで見つかった。幸いなことにデータが読み取られた形跡はないが誰がデータを盗んだのかはわからない。

銀行内部に犯人がいるとにらんだ花咲と相馬は防犯カメラの記録を見に行く。
防犯カメラの画像にはIDカードを通さず営業のフロアに出入りしている男を見つける。

画像からその男が御曹司だと気づいた花咲は御曹司を呼び出して問い詰める。
防犯カメラに写っている不審な男の靴が御曹司の靴であること、御曹司が営業にいる後輩を脅して給与データの受け渡し方法を聞きだしたことを突きつける。

御曹司は自分が犯人だと認め開きなおる。御曹司は新宿支店での悪事をあばかれ恥じをかかされたことを逆恨みして復讐しようとしたのだ。
東京第一銀行に恥をかかせようとしたのだ。今回も自分が悪いことをしたとは思っていない。

そんなやりとりの一部始終を伊丹(船越栄一郎)が聞いていて部屋に入って来た。
そしてばかな御曹司を殴り「迷惑をかけてすいまない。息子の育てかたを間違えた」と言う。

真藤は御曹司が盗んだことを知っているのは臨店班だけなのを良いことにし、今回の不祥事はミスによって発生したことにする。
そして営業の部長と課長のミスとして左遷させる。

犯罪をもみ消し御曹司のキャリアに傷をつけないことと引き換えに伊丹グループへの融資を成立させたのだ。

課長の坂本を見送りに行った花咲は「働くことが空しい」と相馬に相談する。

相馬は花咲に「おまえは間違っていない。間違っていることを間違っていると言う人間が居れば銀行は変わるかもしれない。」と言う。

花咲は調査委員会の最後の会議に乗り込み真藤に何故事実を隠蔽し中川や坂本が異動になったのか問い詰める。

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headlines.yahoo.co.jp より引用

真藤は銀行の利益を第一だという。

真藤からそれならお前は何が大事だと聞かれ、花咲は「人が大事だ」という。

そして「この銀行は間違っていることだらけだ」という。

真藤から「この銀行を変えられると思っているのか?」と問われ「変えられる」と答える。

真藤は「やってみるがいい」と言い残して去っていく。

そして辛島に「臨店班解体は見送る」と伝える。

感想

今回は最終回。しかし完全決着ではなく続編がありそうな感じ。
真藤は何を考えているのか結局わからずじまい。

辛島の真意もいまひとつわからない。

前回同様御曹司のあまりにもおばかなキャラによりストーリーはつまらない。

花咲は営業課長の坂本が飛ばされたことをおかしいと思っているが給与データの管理方法が悪いので責任が0ではないので仕方ないかも。
しかしこのような重要なデータの扱いや取引の仕組みを一部門の課長が作ることになっている組織の体質にも問題がある。

またデータを手渡しというのはあまりにも危険すぎる。通常はネット経由でデータの受け渡しを行う。
それにたかだた10,000人のデータが何故テープなのか?一人当たり非常に多く見積もって1KBとしてもせいぜい10MBのデータだ。
これならネットであっという間に送れる。営業で受け取り確認した後処理部門にそのまままわせば良い。


真藤は何を考えているのか?当初は自分が隠している不祥事を臨店に暴かれるのを恐れて臨店班を目の敵にしていると思った。
でもそれなら花咲を異動させればいいだけ。それをしないので別の意図か?

真藤といえども入行当時は理想に燃えていたはず。花咲の姿を見てそのころの事を思い出したのか?

最近ブラック企業などの話題が多いが人を大事にする企業して有名なのがここ。

http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/rinen/index.html

グローバル経営の名のもとに株主だけを異常に大事にし、それ以外のステークホルダーをないがしろにする経営が横行している。
花咲の言葉このような風潮に対するアンチテーゼであろう。

銀行は本当に一度失敗すると復活は無いのか?人間は必ず失敗する。失敗して成長する。失敗しない人間はチャレンジしない人間だ。そんな人間ばかりが出世して会社を牛耳ったらどうなるんだろう?

いずれにしても最終回なのに意外とスカッとしないというのが正直な感想だ。


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